菊葉祭(文化祭・体育祭)が無事終了しました。生徒達の努力、そして保護者、近隣の皆様、教職員の支援を得て、実りある行事となりました。
今年の菊葉祭テーマ「千笑繚乱~仲間と共に菊の葉を揺らせ~」のもと、それぞれの生徒にとって、盛り上がりを見せた行事になったと思います。
ことある毎に生徒には、目標をさだめ、実践し、そしてその効果の検証を常に意識して取り組もうと、話しています。きっと多くの生徒が実践してくれたものと思います。
そのような中、私が最も評価した点が次の3つです。
1.菊葉祭を楽しみつつも、誠実に取り組む姿
2.他と協力して取り組む姿
3.自らが考えて取り組む姿とあわせて、そういった人をお互いが認め、応援する姿
この行事を通じて、生徒たちの成長の一端が見え、私としてはとても良かったと感動しています。
閉会式で生徒に次のように問いかけました。
「この行事を通して、何を得ましたか。何か気づき、発見がありましたか。」と。
私はこの気づき、発見の積み重ねが生徒の成長の源だと信じています。
本校では、今後も授業や行事を中心に、この「気づき」や「発見」の仕掛けをつくり、生徒が成長するための支援を進めていきます。
学校行事は、授業から一歩踏み出し、違った角度から生徒の成長の一助になる学習活動です。ただし、これらにはすべて“一定のルールの中で行う楽しさ”が求められます。この中で、様々な工夫により自分たちが楽しむことができ、教職員も含めて、みんなで行事を創り上げていきます。だからこそ、学校行事は人を育て、学校を活性化していくことができます。
今回の菊葉祭を通じて、「生徒達は、また一つ成長できたかな」と感じました。
私は【行事が人を育てる】ことを確信しています。ここで得られた大きな成功体験や小さな失敗を今後の学校生活に活かして欲しいと思います。