本日をもって今年度の教育実習が全て終了しました。
10名の実習生の誠実な取り組みに、「おつかれさま」と言葉を向けたいと思います。
この実習を通じて感じたり思ったりしたことの全てはきっと,これからのそれぞれの人生に役立ってくれることでしょう。
そして,貴重な学びをしたのは,私たち教員も同様です。
何度となく行われた実践授業。「失敗」「悔い」…たとえこんな思いが浮かんでくる授業であったとしても生徒たちは、「先生が一生懸命にやっている!」姿に協力をしてくれていました。どのクラスにおいても生徒達は皆真剣に取り組んでいました。その姿にも生徒達の成長の一端が感じられ、収穫は多かったと感じています。
生徒たちの好感の持てるその姿勢は,間違いなく実習生たちの思いや取り組みからくるものだと思います。 教科指導技術は,もちろん未熟です。しかし,その未熟さをカバーしても余りある真剣さやひたむきさが,10名にはありました。だからこそ,その思いが生徒たちに しっかりと伝わったのだと思います。実習生がモチベーションを保てたのは、指導担当教員の力添えによるものです。多忙の中、労を厭わぬ指導に関して、あらためて感謝の意を表します。
また、実習生の授業を参観して、「自分が忘れかけていたものを思い出させてもらった」と実感しました。私にとっても大変有意義な3週間でありました。
昭和第一学園で学んだ生徒たちが、自らの意思で教員という職業をめざし、その職業に就くための学びをするために、再び本校に戻ってきてくれたことを本当に嬉しく思います。先輩の姿に刺激を受けて、また後輩が後に続いてくれるのでは、と期待に夢が膨らみます。