本校では5月4日を「生命(いのち)の日」としてしています。我々にとってこの日は非常に大切な日です。
「生命(いのち)の日」について
12年前の2011年(平成23年)5月4日に、本校グランドにて、当時高校1年生であった男子生徒が部活動の試合見学中に、側にあった防球ネットが倒れ、亡くなるという大変痛ましい事故が起きました。
三回忌を迎えた2013年に、我々は「二度とこのような悲しい事故を起こしてはならない」とあらためて決意し、そのための行動を起こす日と位置づけて、この5月4日の日を「生命の日」と定めたのです。「生命」と名付けたのは、いじめや虐待、そして暴力、暴言等を否定すると共に、人命への配慮、そして時代を「生きる力」を含めた、広い意味を持つ「生命」という言葉を使いました。
どんなに月日が経とうとも、私たちは、この日に起きたことを決して忘れることはありません。今年も、また意識を新たにして、生徒、教職員共に、事故防止に努め、安心・安全に配慮していきます。